【原因】
①河川や湖沼、貯水池などを水源としている場合、6月下旬頃から水温が上昇してくると、藍藻類などの生物の繁殖が活発になり、水にカビや墨汁のような臭いをつけることがあります。
②大雨による河川の増水で河床の底泥が巻き上げられ、水にカビや土の臭いをつけることもあります。
【対策】
①臭気が発生した場合には、浄水場で活性炭を注入し、臭気を取り除いた水を送っています。しかし、臭いに敏感な方には多少の臭気を感じることがありますが、カビ臭は河川や湖ならどこにでもいる微生物が発生した物質であり、安全性については心配ありません。
②家庭では、ふたを開けたやかんに水道水を入れて沸騰させ、更に5分間程度沸騰させた水を用いると、臭気を低減させることができます。