• No : 439
  • 公開日時 : 2024/04/01 00:00
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木造住宅の耐震改修工事への助成

回答

地震に強いまちづくりを進めるため、柏市では「柏市木造住宅耐震改修費補助金交付要綱」を定め、市民の皆様が平成12年5月31日以前に着工された木造住宅の耐震改修を行う際の費用の一部を助成します。
なお、本助成を受けるには、柏市との事前協議が必要になります。また、耐震改修工事に着工する前に、柏市に補助金交付申請をする必要があります。工事着工後の補助金交付申請はできませんのでご注意ください。


【対象となる木造住宅】
次のすべてに該当する柏市内の住宅
1. 平成12年5月31日より前に着工した住宅(注釈1)である
2. 地上2階以下(注釈2)である
3. 柱、梁などの構造部が木材(注釈2)である
4. 在来工法(注釈3)で建てられている
5. 一戸建ての住宅または併用住宅である
6. 併用住宅の場合は居住部分の面積が全体の2分の1を超える
7. 建築基準法の集団規定(注釈4)に違反していない
8. 耐震診断(注釈5)の結果が上部構造評点(注釈6)1.0未満である
・(注釈1)平成12年6月1日以降に増築を行っている、かつ、増築部分とそれ以外の部分が一体となっている(同一棟増築)ものは対象外
・(注釈2)混構造、スキップフロアは対象外
・(注釈3)土台、柱、梁などを用いて組み立てる工法
・(注釈4)敷地の接道義務や用途、容積率、建ぺい率、高さ等の制限
・(注釈5)「木造住宅の耐震診断と補強方法(改訂版)」(国土交通省住宅局建築指導課監修、一般財団法人日本建築防災協会発行) による一般診断または精密診断で、次のA~Cのいずれかが行ったものに限る
A . 柏市木造住宅耐震診断士
B. 一般財団法人日本建築防災協会主催の木造耐震診断資格者講習の課程を修了した者
C. 千葉県既存建築物耐震診断・改修の講習会の課程を修了した者
・(注釈6)建築物の構造強度を示す指標のひとつ

【補助対象者(申請者)】
次のすべてに該当する方
1. 前述の「対象となる木造住宅」を所有している(共有の場合は共有者の委任が必要)
2. 市税を滞納していない
3. 過去に耐震改修費補助金を交付されていない(共有者も同じ)
4. 改修後5年間は所有する予定である
5. 後述の【設計者,工事監理者および施工者の選定】に記載の者に耐震改修を依頼する

【対象となる耐震改修工事及び費用】
耐震診断により上部構造評点が1.0未満と判定された木造住宅を1.0以上にするための耐震改修工事となります。
耐震改修に要する経費で、設計費・工事監理費・工事費が対象です。
なお、補助金の交付を受けるためには、設計・工事監理・工事をすべて行う必要があります。1つでも欠けると補助金は交付できません。

【補助金の額】
設計費・監理費・工事費の合計の5分の4(上限100万円)
ただし、1,000円未満の端数は切り捨て

【設計者,工事監理者および施工者の選定】
・設計者および工事監理者
  市に登録した木造住宅耐震診断士の中から選択してください(この登録名簿は建築指導課の窓口またはホームページで閲覧可能です。)。
・施工者(改修工事)
 1. 柏市内に本店・支店または営業所を開設しているものに限る
 2. 工事費が500万円以上の場合は、前述の1に加えて、建設業の許可を受けているものに限る

【申請窓口】
建築指導課
電話 04-7167-1145